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学習2026年3月20日

学習で使うGitと実務のGitは違う

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LuaGate編集部LuaGate講師・ソフトウェアエンジニア|1,000人以上のエンジニアを育成

学習で使うGitと実務のGitは違う

プログラミング学習中のGitは、せいぜいaddcommitpushの3コマンドで事足ります。しかし、実務のチーム開発では、ブランチ戦略、コンフリクト解消、コミット履歴の管理など、もっと多くの操作が求められます。

ここでは、実務で頻繁に使うGit操作を解説します。

ブランチ戦略の基本

Git Flowとは

多くの現場で採用されているブランチ戦略です。

ブランチ用途誰がマージするか
main本番環境のコードリリース担当者
develop開発中の最新コード開発者(PRマージ時)
feature/*機能開発用開発者が作成・使用
hotfix/*緊急バグ修正用緊急対応時に使用
release/*リリース準備用リリース前の最終確認

GitHub Flowとは

Git Flowをシンプルにした戦略で、スタートアップや小規模チームでよく使われます。

  • mainブランチが常にデプロイ可能な状態
  • 新しい作業はmainからブランチを切る
  • PRを作成してレビューを受ける
  • マージしたら即デプロイ

ブランチの作り方と切り替え

実務でよく使うコマンドの流れ:

  1. 最新のdevelopを取得する — git checkout develop && git pull
  2. 新しいブランチを作成する — git checkout -b feature/user-registration
  3. 作業が終わったらコミットする — git add . && git commit -m "feat: ユーザー登録機能を追加"
  4. リモートにプッシュする — git push origin feature/user-registration
  5. GitHubでPRを作成する

コンフリクトの解消方法

チーム開発では、同じファイルを複数人が編集することがあります。このとき発生するのが**コンフリクト(競合)**です。

コンフリクトが起きる原因

  • 同じファイルの同じ行を、別のブランチで編集した
  • 一方で削除したファイルを、もう一方で編集した

コンフリクト解消の手順

  1. 最新のdevelopをマージするgit merge develop
  2. コンフリクトが発生したファイルを確認するgit statusで確認
  3. ファイルを開いて修正する<<<<<<<>>>>>>>の間の内容を確認し、正しい内容に修正する
  4. 修正を確認する — 動作確認を必ず行う
  5. コミットするgit add . && git commit -m "merge: developとのコンフリクトを解消"

コンフリクトを減らすコツ

  • こまめにdevelopをマージする — 長期間マージしないと、大量のコンフリクトが発生する
  • PRを小さく保つ — 変更範囲が小さいほど、コンフリクトの可能性が減る
  • チームで編集範囲を共有する — 「今このファイルを触っています」と事前に伝える

実務レベルのGit操作を身につけませんか?

知っておくべきGitコマンド

コミット履歴の管理

  • git log --oneline — コミット履歴を一覧で確認する
  • git diff — 変更内容を確認する
  • git stash — 作業中の変更を一時退避する(ブランチを切り替えたいときに便利)
  • git stash pop — 退避した変更を復元する

やり直し系のコマンド

  • git reset --soft HEAD~1 — 直前のコミットを取り消す(変更は残る)
  • git checkout -- ファイル名 — 特定のファイルの変更を取り消す
  • git revert コミットID — 特定のコミットの変更を打ち消す新しいコミットを作る

注意すべきコマンド

  • git push -f(force push)は原則禁止。他のメンバーの作業を上書きしてしまう可能性がある
  • git reset --hardは変更が完全に消える。使う前に本当に消していいか確認する

コミットメッセージの書き方

Conventional Commitsの形式

多くの現場で採用されている規約です。

プレフィックス用途
feat:新機能追加feat: ユーザー登録機能を追加
fix:バグ修正fix: ログインエラーのハンドリングを修正
refactor:リファクタリングrefactor: API呼び出し処理を共通化
style:コードスタイルの修正style: インデントを統一
docs:ドキュメント更新docs: READMEにセットアップ手順を追加
test:テストの追加・修正test: ログイン機能のユニットテストを追加

Git操作は「慣れ」がすべて

Gitの操作は、最初は怖く感じるかもしれません。特にmergerebaseは失敗すると大変そうに思えます。しかし、正しい手順を知り、練習を重ねれば、自然と身につきます

LuaGateでは、18ヶ月の実践カリキュラムの中で、実際のチーム開発を通じてGit操作を練習します。コンフリクト解消やブランチ管理など、実務で必ず遭遇する場面を事前に経験しておくことで、現場に入ったときの不安を減らせます。

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