
「アジャイル」「スクラム」って何?
「アジャイル」「スクラム」って何?
エンジニアの求人情報や現場の会話で、「アジャイル開発」「スクラム」という言葉をよく目にします。しかし、未経験エンジニアにとっては「聞いたことはあるけど、具体的に何をするのかわからない」というのが正直なところではないでしょうか。
実は、現在の日本のWeb開発現場の多くがアジャイル開発の手法を取り入れています。つまり、エンジニアとして働くなら避けて通れない知識です。
ウォーターフォール開発との違い
まず、従来の開発手法である「ウォーターフォール開発」と比較すると理解しやすくなります。
| 項目 | ウォーターフォール | アジャイル |
|---|---|---|
| 計画 | 最初にすべてを決める | 短いサイクルで計画を見直す |
| 開発期間 | 数ヶ月〜数年 | 1〜4週間のサイクルを繰り返す |
| 変更への対応 | 途中変更は困難 | 変更を前提として進める |
| リリース | 最後にまとめてリリース | こまめにリリースする |
| フィードバック | 完成後にもらう | 各サイクルでもらう |
なぜアジャイルが主流になったのか
Web開発では、ユーザーのニーズが常に変わります。「最初に完璧な仕様を決めて、半年後にリリース」という進め方では、リリース時にはユーザーのニーズが変わっていることが多いのです。
短いサイクルで作り、フィードバックを得て改善するというアジャイルの考え方は、変化の早いWeb開発に適しています。
スクラムの基本的な仕組み
スクラムは、アジャイル開発の中で最も広く使われているフレームワークです。
スクラムの3つの役割
- プロダクトオーナー(PO) — 何を作るか(優先順位)を決める人
- スクラムマスター(SM) — チームが円滑に開発できるよう支援する人
- 開発チーム — 実際にコードを書き、機能を作る人たち
未経験エンジニアは、まず開発チームのメンバーとしてスクラムに参加することになります。
スプリントの流れ
スクラムでは、スプリントと呼ばれる1〜4週間(多くは2週間)の開発サイクルを繰り返します。
- スプリントプランニング — このスプリントで何をやるかを決める
- デイリースタンドアップ — 毎日15分程度、進捗と課題を共有する
- 開発作業 — タスクを実装する
- スプリントレビュー — 作ったものをチーム・関係者にデモする
- 振り返り(レトロスペクティブ) — チームの改善点を話し合う
デイリースタンドアップで話すこと
毎日のスタンドアップでは、各メンバーが3つのことを共有します。
- 昨日やったこと
- 今日やること
- 困っていること
アジャイル開発を体感しながら学びませんか?
未経験エンジニアがスクラムで活躍するためのポイント
1. タスクの見積もりに慣れる
スクラムでは、各タスクにかかる工数を見積もります。未経験のうちは見積もりが難しいですが、以下を意識しましょう。
- 自分のスキルレベルで、どれくらい時間がかかりそうか正直に伝える
- 「わからないので調査時間を含めて見積もりたい」と正直に言う
- 過去の似たタスクにかかった時間を参考にする
2. 「困っていること」を早めに共有する
デイリースタンドアップで「困っていること」を伝えるのは、弱さではありません。チームの生産性を最大化するための情報共有です。
- 3時間以上詰まったら、誰かに相談する
- 「何がわからないのか」を整理してから相談する
- 解決方法だけでなく、調べ方も教えてもらう
3. 振り返りに積極的に参加する
レトロスペクティブ(振り返り)では、遠慮なく意見を言いましょう。
- 「新人の自分には、この進め方がわかりにくかった」は貴重なフィードバック
- 「この勉強会が役に立った」というポジティブな意見も大切
- チームの改善に貢献する姿勢が評価される
よく使うアジャイル用語
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| バックログ | やるべきタスクの一覧 |
| ストーリーポイント | タスクの規模を相対的に表す単位 |
| ベロシティ | 1スプリントでチームが消化できるポイント数 |
| MVP | 最小限の機能でリリースするプロダクト |
| リファインメント | バックログのタスクを整理・詳細化する会議 |
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チーム開発の流れを完全解説
Git/PR/レビューの実務フローを理解する
要件定義からコードまで
仕様書を渡されてからの実務フロー
現場で通用するエンジニアスキル
スクールでは学べない実務力の全体像
LuaGateのカリキュラム
18ヶ月で実務力を身につける実践型カリキュラム




