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転職2026年3月14日

GitHubポートフォリオの作り方|採用担当が見る5つのポイント

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LuaGate編集部LuaGate講師・ソフトウェアエンジニア|1,000人以上のエンジニアを育成

なぜGitHubが採用で重視されるのか

未経験エンジニアの採用選考において、GitHubアカウントの提出を求める企業が増えています。履歴書やポートフォリオサイトだけでは見えないものが、GitHubには表れるからです。

履歴書ではわからないこと

  • この人は実際にどれくらいコードを書いているのか
  • どんな思考プロセスで開発を進めるのか
  • 他の人と協働する能力があるのか
  • 継続的に学習しているのか

GitHubは、これらすべてを「履歴」として可視化します。GitHubアカウントは、エンジニアにとっての「仕事の実績書」です。

未経験者こそGitHubが重要

経験者であれば、職務経歴書で過去のプロジェクト実績を語れます。しかし未経験者にはそれがありません。だからこそ、GitHubでのアウトプットが唯一の実力証明になるのです。

「スクールの課題をやっただけ」の人と、「GitHubで自主的に開発を続けている」人。採用担当がどちらを評価するかは明白です。

採用担当が見る5つのポイント

では、採用担当はGitHubのどこを見ているのでしょうか。具体的なチェックポイントを解説します。

1. READMEの充実度

リポジトリを開いたとき、最初に目に入るのがREADMEです。

  • プロジェクトの概要と目的が書かれているか
  • 使用した技術スタックと、その選定理由があるか
  • セットアップ手順が明記されているか
  • スクリーンショットやデモURLがあるか

READMEがないリポジトリは、「説明する気がない」と見なされます。技術力以前の問題です。

2. コミット履歴の質

コミット履歴は、開発の過程を物語ります。

  • コミットメッセージは何をしたかが伝わる内容か
  • 1つのコミットが適切な粒度か(巨大な1コミットや、意味のない細かすぎるコミットはNG)
  • 機能追加、バグ修正、リファクタリングが区別されているか

悪い例:「fix」「update」「修正」のような意味のないコミットメッセージの羅列

良い例:「ユーザー認証機能を追加」「バリデーションエラー時のメッセージ表示を修正」「商品一覧のページネーションを実装」

3. コードの品質

コードそのものの品質も見られています。

  • 命名規則が統一されているか
  • 適切にファイルやコンポーネントが分割されているか
  • 不要なコードやコメントアウトが放置されていないか
  • エラーハンドリングが適切か
「動けばいい」ではなく、「読みやすいか」が問われます。

4. Issues・Pull Requestの活用

IssuesやPull Requestを使っているかどうかで、チーム開発への適性が判断されます。

  • Issueでタスクを管理しているか
  • PRにはどんな変更を行ったかの説明があるか
  • セルフレビューの形跡があるか

一人で開発している場合でも、IssueとPRを使う習慣をつけておくと、「チーム開発の作法を理解している」というアピールになります

5. 継続的な活動

GitHubのコントリビューショングラフ(草)は、学習の継続性を示します。

  • 毎日でなくても、定期的にコミットがあるか
  • 直近1〜2ヶ月で活動が途切れていないか
  • ポートフォリオ提出前に慌てて大量コミットしていないか
「コツコツ続けている」ことが伝わるグラフは、採用担当に好印象を与えます。

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未経験者がGitHubで差をつける方法

「でも、未経験者のコードなんて大したものは作れない」と思うかもしれません。実は、コードの高度さよりも、開発プロセスの質の方が評価されます

実践すべき5つのこと

1. すべてのプロジェクトにREADMEを書く

たとえ小さな学習課題でも、必ずREADMEを書きましょう。

  • 何を作ったか(概要)
  • なぜ作ったか(目的・背景)
  • どう作ったか(技術スタック)
  • どう動かすか(セットアップ手順)

この習慣だけで、他の未経験者と大きな差がつきます。

2. ブランチ運用を実践する

一人開発でも、mainブランチに直接コミットするのではなく、feature ブランチを切ってPRを出す運用を実践しましょう。

  • feature/user-authentication のようなわかりやすいブランチ名をつける
  • PRには変更内容の説明を書く
  • マージ後にブランチを削除する

3. Issueでタスク管理する

作りたい機能や修正したいバグをIssueとして登録し、それに対応するPRを紐づけます。これだけで、「計画的に開発を進められる人」という印象を与えられます。

4. コミットメッセージに一貫性を持たせる

プレフィックスを使ったコミットメッセージのルールを決めて、統一しましょう。

プレフィックス用途
feat:新機能の追加
fix:バグ修正
docs:ドキュメントの変更
refactor:リファクタリング
test:テストの追加・修正
style:コードフォーマットの変更

5. プロフィールREADMEを作成する

GitHubのプロフィールページにREADMEを設定できることを知っていますか。自分のアカウントと同じ名前のリポジトリを作り、README.mdを配置すると、プロフィールページに表示されます。

  • 自己紹介(学習中の技術、目指しているキャリア)
  • 使用技術のバッジ
  • 主要なプロジェクトへのリンク

やってはいけないGitHubの使い方

GitHubの使い方を間違えると、逆にマイナス評価になります。以下は避けるべき行動です。

1. APIキーや認証情報をコミットする

これは最も深刻なミスです。環境変数(.envファイル)に含めるべき情報をコードに直接書いてコミットしてしまうと、セキュリティ意識の欠如と判断されます。

  • .gitignore.env を必ず追加する
  • 過去のコミットに含まれていないかも確認する

2. スクールの課題をそのまま公開する

教材のコードをそのままコピーしてGitHubに上げている人がいますが、これは評価されません。むしろ、「自分で考えて書いていない」という印象を与えます。

3. 空のリポジトリや中途半端なプロジェクトを放置する

「このリポジトリには何もありません」という状態のリポジトリが並んでいると、途中で投げ出す印象を与えます。使わないリポジトリはArchiveするか削除しましょう。

4. コミットメッセージが雑

「あ」「test」「wip」「.」のようなコミットメッセージは、仕事でのコミュニケーション能力を疑われます。一人で開発していても、「他の人が読む前提」でメッセージを書く習慣をつけてください。

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GitHubは、あなたのエンジニアとしての姿勢を映し出す鏡です。近道はありません。でも、日々の学習をGitHubに丁寧に記録し続ければ、それ自体が最も説得力のあるポートフォリオになります。

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