
ポートフォリオが「Todoアプリ」だと落ちる理由|採用側のリアル
なぜTodoアプリでは評価されないのか
転職活動でポートフォリオを提出するとき、多くのスクール卒業生が「Todoアプリ」を出します。
Todoアプリ自体が悪いわけではありません。CRUD操作の基本を学ぶには良い教材です。問題は、Todoアプリが「学習成果」であって「実力の証明」にはならないということです。
採用担当の本音
採用面接で何十人もの未経験エンジニアのポートフォリオを見てきた担当者は、こう言います。
「Todoアプリを見た瞬間、正直なところ『またか』と思います。技術力の判断材料としてはほとんど使えません」
なぜでしょうか。理由はシンプルです。
- 全員が同じものを出してくる — 差別化ができない
- 教材通りに作っただけ — 自分で考えた形跡がない
- 実務との距離が遠い — 現場の複雑さが反映されていない
Todoアプリは「プログラミングを勉強しました」という証明にしかなりません。採用側が知りたいのは、「この人は実際に仕事ができるのか」です。
採用担当が見ている3つのポイント
では、採用担当はポートフォリオのどこを見ているのでしょうか。
1. 自分で考えた設計があるか
教材をそのまま写したのか、自分で要件を考えて設計したのか。この違いは、コードを見ればすぐにわかります。
- テーブル設計は自分で考えたか
- なぜその技術スタックを選んだのか、理由を説明できるか
- 機能の優先順位をどう判断したか
2. エラーハンドリングやエッジケースへの配慮
「正常系」だけでなく、異常系への対処ができているか。これは実務で非常に重要なスキルです。
- バリデーションは適切か
- エラー時のユーザー体験はどうなっているか
- セキュリティへの基本的な配慮があるか
3. コードの品質と説明能力
きれいなコードを書けるかどうか。そして、なぜそう書いたかを説明できるか。
- 命名規則は統一されているか
- 適切にコンポーネント分割されているか
- READMEに設計意図やセットアップ手順が書かれているか
実務レベルのポートフォリオが作れる環境で学びませんか?
評価されるポートフォリオの条件
Todoアプリではなく、どんなポートフォリオなら評価されるのか。具体的な条件を挙げます。
実務に近い複雑さがあること
- ユーザー認証(ログイン・登録・権限管理)
- 複数テーブルのリレーション
- 検索・フィルタリング・ページネーション
- 外部APIとの連携
ユーザー視点で設計されていること
- 実際に使う人を想定したUI設計
- レスポンシブ対応
- ローディング状態やエラー表示の考慮
開発プロセスが見えること
- Gitのコミット履歴が整理されている
- ブランチ運用をしている
- Issue管理やPRの履歴がある
たとえば、ECサイト、予約管理システム、社内ツールのような、現場で実際に使われるようなアプリケーションを作ることが理想です。
仕様書から作る経験が差になる
ポートフォリオの差は、結局のところ「仕様書から自分で設計・実装した経験があるかどうか」に帰結します。
スクールの教材に従って作るのと、仕様書を渡されて「これを実装してください」と言われるのでは、必要な力がまったく違います。
- 仕様の曖昧な部分を自分で判断する力
- 全体像を把握してから実装に入る力
- 「何を作るか」だけでなく「なぜ作るか」を理解する力
この経験があるかどうかが、面接でのアウトプットの質に直結します。
仕様書ベースの実践カリキュラム
教材の写経ではなく、仕様書から設計・実装する実践型の学習
TodoアプリとECサイト、ポートフォリオの差
採用担当に評価されるポートフォリオの具体的な作り方
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採用市場で評価されるポートフォリオを作るには、それなりの時間と経験が必要です。近道はありませんが、正しい方向で努力すれば、確実に差がつきます。



