
Todoアプリ vs ECサイト|ポートフォリオで差がつく理由
Todoアプリの限界
Todoアプリは、プログラミング学習の定番課題です。CRUD操作(作成・読み取り・更新・削除)を一通り学べるため、入門用としては優れた教材です。
しかし、転職用ポートフォリオとしては限界があります。
Todoアプリで示せるスキル
- 基本的なCRUD操作
- フォームの入力処理
- 簡単なUIの構築
- データベースの基本操作
Todoアプリでは示せないスキル
- ユーザー認証・権限管理 — ログイン機能がないのは実務では考えられない
- 複雑なデータ構造 — テーブル1つだけでは、リレーショナルデータベースの理解を示せない
- 外部サービスとの連携 — 決済、メール送信、API連携などの経験
- パフォーマンスへの配慮 — データ量が少ないので、最適化の必要がない
- セキュリティ対策 — 公開を前提としていないので、セキュリティ意識が見えない
採用担当は「この人が現場で何ができるか」を判断する材料として、ポートフォリオを見ています。 Todoアプリでは、その判断材料が圧倒的に足りないのです。
ECサイト開発で示せるスキル
一方、ECサイトのような実務に近いプロジェクトでは、はるかに多くのスキルを示すことができます。
ECサイトに含まれる技術要素
- ユーザー認証 — 会員登録、ログイン、パスワードリセット
- 商品管理 — 一覧表示、検索、フィルタリング、ページネーション
- カート機能 — 追加、数量変更、削除、在庫チェック
- 決済処理 — 外部決済サービスとの連携
- 注文管理 — 注文履歴、ステータス管理
- 管理画面 — 商品の登録・編集・削除
- レスポンシブ対応 — スマートフォンでの使いやすさ
ECサイトで鍛えられる力
- 設計力 — 複数テーブルのリレーション、画面遷移の設計
- 実装力 — 複雑なビジネスロジックの実装
- セキュリティ意識 — 個人情報や決済情報の取り扱い
- UX設計 — ユーザーが迷わず購入できる導線設計
- エラーハンドリング — 決済失敗、在庫切れなどの異常系対応
実務レベルのプロジェクトで、ポートフォリオを作りませんか?
採用担当が評価する技術力とは
ポートフォリオで「技術力がある」と評価されるのは、どんなポイントでしょうか。
1. 実務で使われる技術スタックを使っていること
- モダンなフレームワーク(React、Next.js、Vue.jsなど)
- 適切なデータベース設計
- 認証ライブラリの使用
- CIやテストの導入
2. コードの品質が高いこと
- 一貫した命名規則
- 適切なコンポーネント分割
- 再利用可能なコード設計
- コメントが適切に書かれている
3. 開発プロセスが見えること
- Gitのコミット履歴が整理されている
- ブランチ戦略を使っている
- READMEにプロジェクトの説明がある
- デモ環境がデプロイされている
Todoアプリ vs ECサイト:採用担当の印象
| 評価ポイント | Todoアプリ | ECサイト |
|---|---|---|
| 第一印象 | 「またTodoか…」 | 「お、しっかり作ってるな」 |
| 技術力の判断 | 基礎レベル | 実務に近いレベル |
| 設計力 | 判断できない | テーブル設計、画面設計が見える |
| 問題解決力 | 判断できない | 複雑な要件をどう解決したか見える |
| 面接での話題 | 広がりにくい | 設計判断、技術選定など話が広がる |
ポートフォリオの差が面接を変える
ポートフォリオの質は、面接の内容を大きく変えます。
Todoアプリの場合の面接
- 「このアプリで工夫した点は?」 → 「特にありません」
- 「なぜこの技術を選びましたか?」 → 「教材で指定されていたので」
- 話が広がらず、面接官も質問に困る
ECサイトの場合の面接
- 「決済処理はどう実装しましたか?」 → Stripeを使い、エラーハンドリングにも配慮
- 「テーブル設計で迷った点は?」 → 注文と商品のリレーションについて語れる
- 「一番苦労した機能は?」 → 在庫管理のロジックについて詳しく説明できる
面接は「何を知っているか」ではなく「何を考えて、どう作ったか」を語る場です。語れるポートフォリオがあるかどうかが、合否を分けます。
実務レベルのプロジェクトが経験できるカリキュラム
Todoアプリで終わらない、仕様書ベースの実践的な開発経験
Todoアプリが評価されない理由
なぜ採用担当はTodoアプリのポートフォリオを見て落とすのか
面接で差がつくポートフォリオ戦略
転職面接でポートフォリオを最大限に活かす方法
転職を考えている方へ
未経験からエンジニアへのキャリアチェンジを実現する方法
情報系学生の方へ
大学の知識を実務スキルに変える実践学習
ポートフォリオは、あなたの実力を最もわかりやすく伝えるツールです。その質を上げるために、時間と労力をかける価値があります。近道はありません。でも、実務に近い経験を積めば、面接での説得力は格段に上がります。



