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比較2026年3月20日

「転職成功率98%」——その数字、信じて大丈夫?

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LuaGate編集部LuaGate講師・ソフトウェアエンジニア|1,000人以上のエンジニアを育成

「転職成功率98%」——その数字、信じて大丈夫?

プログラミングスクールの広告でよく見かける「転職成功率98%」「就職率95%」といった数字。この数字だけを見て入学を決める方がいますが、数字の裏側を知らないと、思わぬ後悔につながります

この記事では、転職成功率のカラクリを現役講師の立場から正直に解説し、本当に信頼できる数字の見分け方をお伝えします。

転職成功率のカラクリ5つ

カラクリ1:分母の定義が曖昧

「転職成功率98%」の「分母」が何かを確認していますか?

多くのスクールでは、以下のような方法で分母を絞っています。

  • 途中退会者を除外している(退会者を含めると成功率は大幅に下がる)
  • 転職活動をしなかった人を除外している
  • 特定の期間の卒業生だけを集計している(成績が良かった期だけを使う)

たとえば、100人が入学して30人が退会、残り70人のうち60人が転職した場合、「転職成功率86%(60/70)」と発表できます。しかし、入学者全体で見ると成功率は60%です。

カラクリ2:「転職」の定義が広い

「転職成功」に含まれる就職先の範囲も重要です。

転職先の種類含まれるか実態
自社開発企業理想的
受託開発企業良い経験が積める
SES企業○(多い)スキルアップしにくい場合あり
IT事務・ヘルプデスク○(含む場合あり)プログラミングとは無関係
契約社員・アルバイト○(含む場合あり)雇用が不安定

「エンジニアとして自社開発企業に転職」を期待していたのに、実際はSES企業やIT事務への就職が「転職成功」に含まれている——こうしたケースは珍しくありません。

カラクリ3:紹介先が限定されている

転職保証付きのスクールの中には、特定の企業と提携しており、卒業生をその企業に紹介することで高い成功率を維持しているケースがあります。

  • 提携先がSES企業に偏っている
  • 受講生の希望よりも、紹介手数料が高い企業を優先する
  • 「紹介された企業を断ると保証対象外」という条件がある

転職成功率が高いのは「成功しやすい企業にしか紹介しない」からであり、受講生にとって最適な転職先かどうかは別問題です。

カラクリ4:集計期間の操作

「卒業後6ヶ月以内の転職成功率」と「卒業後3ヶ月以内の転職成功率」では、数字が大きく変わります。また、集計期間を都合よく選ぶことで、見栄えの良い数字を出すことも可能です。

  • 好調だった期の数字だけを使う
  • 「最新の実績」が実は2年前のデータ
  • 集計方法が変更されている

カラクリ5:「成功」の基準が低い

「内定をもらった」時点で成功としているスクールと、「入社して3ヶ月以上定着した」時点で成功としているスクールでは、数字の意味が全く違います。

内定を辞退した人、入社後すぐに辞めた人が「成功」に含まれている可能性もあります。

数字の裏側を知った上で、正しいスクール選びを

本当に信頼できる数字の見分け方

チェック1:転職先の企業名が公開されているか

信頼できるスクールは、卒業生の転職先を企業名で公開しています。企業名が公開されていれば、以下の確認ができます。

  • 自社開発企業とSES企業の比率
  • 企業の評判(OpenWork等で確認)
  • 求められるスキルレベル

「転職成功率○○%」だけを掲げ、具体的な企業名を公開しないスクールは注意が必要です。

チェック2:卒業生の声が具体的か

「未経験から3ヶ月でエンジニア転職成功!」のような抽象的な体験談ではなく、以下のような具体的な情報が含まれているかを確認しましょう。

  • 入学前の経歴と年齢
  • 学習期間と週あたりの学習時間
  • 転職活動の期間と応募社数
  • 転職先の企業タイプ(自社開発、受託、SES)
  • 現在の年収や働き方

具体的であればあるほど、信頼性は高まります。

チェック3:分母の定義を質問する

無料カウンセリングや説明会で、以下の質問をしてみましょう。

  • 「転職成功率の分母には、途中退会者も含まれていますか?」
  • 「転職先にSES企業は何割くらい含まれていますか?」
  • 「転職保証の適用条件を具体的に教えてください」

これらの質問に誠実に答えてくれるスクールは信頼できます。逆に、曖昧にごまかすスクールは避けるべきです。

数字よりも大切なこと

転職成功率は、スクール選びの一つの指標に過ぎません。それよりも大切なのは以下のポイントです。

  • カリキュラムにチーム開発が含まれているか
  • 現役エンジニアによるコードレビューがあるか
  • 十分な学習期間が確保されているか
  • 卒業後のサポートがあるか

これらが揃っていれば、数字に頼らなくても、自然と転職は成功します。

まとめ:数字に惑わされず、中身を見る

プログラミングスクールの転職成功率は、算出方法次第でいくらでも高く見せられる数字です。大切なのは、数字の裏側にある「分母の定義」「転職先の内訳」「集計期間」を確認することです。

本当に信頼できるスクールは、数字に頼らず、カリキュラムの質と卒業生の実績で語ります。

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